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大分コンビナート排出のCO2回収とマレーシア沖貯留を検討

レゾナック、CCS共同検討に関する覚書を三井物産と締結

原材料 2024-04-02

 レゾナックは、三井物産とレゾナックの大分コンビナートで排出されるCO2(二酸化炭素)を回収してマレーシア沖の地下へ貯留する「CCS」(CO2の回収・貯留)に関する共同検討の実施について覚書を締結した。

大分コンビナート


 三井物産は、マレーシア国営石油会社などとマレーシア沖でのCCSプロジェクトを共同で進めており、同覚書の締結は、同プロジェクトを貯留地として想定し検討するもの。プロジェクトを通じ、レゾナックにおけるCO2の回収、CO2貯留サイトでの貯留(CCS)および輸送などを含むバリューチェーン構築を目指す。

 レゾナックは大分コンビナートで排出されるCO2の分離・回収と液化・貯蔵、輸送事業者への引き渡しを、三井物産はマレーシアまでの液化CO2の海上輸送とマレーシア沖での地下貯留を担い、それぞれで必要な技術的要件の検証およびコストの概算などの検討を進めていく。

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