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【特集】合成ゴム

大阪ソーダ、アクリルゴムの採用案件増加

会員限定 原材料 2019-12-26

 大阪ソーダの上期(4-9月)エピクロルヒドリンゴムは、外部環境の影響を受け、厳しい状況だった。主用途である自動車用途は、日系自動車メーカー向けは比較的堅調だったものの、中国やインド、欧米系自動車向けは、それら自動車メーカーの生産が低調だった影響を受けた。

 もう1つの主用途であるOA用途は、米中貿易摩擦の影響でOA機器の販売量が減少したことに加え、OA部品そのものの長寿命化により、需要が減少した。

 一方、アクリルゴムは、ここにきて認知が進んでおり、採用が順調に増加している。エピクロルヒドリンゴムで関連する自動車用ホースを中心に採用が進んでおり、当初の販売計画が視野に入ってきた。アクリルゴムは、自動車用途を中心に拡販していく計画で、今後はホース同様にアクリルゴムが多く採用されるシール、ガスケットでの採用拡大を図っていく。

 下期見通しについては、足元10-12月の状況が上期に比べ復調気配にあるという。アクリルゴムは、引き続き採用案件が増加。さらなる採用拡大に向け、今後の開発案件も含め優先して取り組んでいく。

 アクリルゴムではポリマー売りだけでなく、コンパウンド売りも視野に入れ、配合を含めた開発を推し進めていく。また、アクリルゴムの性能を高めることで、フッ素ゴムやシリコーンゴムといった上位ゴムの置き換えを目指す。フッ素ゴムやシリコーンゴムではオーバースペックな用途を対象に、その用途に合わせた開発を進めていく方針だ。

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