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インド水処理市場視察に参加

カワイチ・テック、インドで浄水用凝集材を訴求

原材料 2018-03-06

自社製品を展示しPR


 カワイチ・テック(本社・千葉県成田市、川口秀一社長)は、日本貿易振興機構(ジェトロ)主催で2月13-16日に開催された「インド水処理市場販路開拓視察・商談ミッション」に、ゴム・樹脂関連企業として唯一参加し、ニューデリー及びベンガルールで開催されたインド企業との商談会で積極的に自社製品をアピールした。

 カワイチ・テックは、各種カラーゴムコンパウンドやリボン出し、特殊機能材コンパウンドなど、ゴム・樹脂・プラスチックの各種コンパウンド事業を主体に展開している。この混練技術で培ってきたノウハウと高度な技術開発力を活用し、新規分野として、ウイルスや細菌・バクテリアなどを瞬時に不活性化する次亜塩素酸水や、肌に塗ることでシミの除去効果を発揮する水素粉末入りカプセル製品、カビ発生を抑制したシリコーンゴム製品など様々な製品の研究開発を、独自及び産学連携などにより推進している。

 今回のインド視察は、水処理主体のミッションであることから同社では、水環境などの改善に効果を発揮する浄水用凝集材「KT-POWDER」を主体にアピールした。インド企業との商談会では、外国向けプレゼンテーションビデオを利用するなどして拡販に注力した。カワイチ・テックでは、川口社長が今年も毎月インド入りするなど、インドにおける販路開拓を積極的に推進している。

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