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【2018年賀詞交歓会】

カーボンブラック協会、コンプライアンス重視でいこう

原材料 2018-01-15

長坂カーボンブラック協会会長


 カーボンブラック協会(会長・長坂一東海カーボン社長)は、1月9日16時30分から東京・千代田区のアルカディア市ヶ谷で新年賀詞交歓会を開催した。会員、来賓など約100人が出席した。

 冒頭、長坂会長が「おだやかに新年が明け、秋口に向け地政学的な不安はあるものの、経済は引き続きいい1年になりそうだ。世界を見ると政治と経済がアンバランスではあるが、それなりの経済活動ができている。これは珍しいのではないか。先行きカーボンブラックもマイナス要因は見当たらないように思う。しかしモノづくりの会社は安全が一番大事。事故の無いよう、コンプライアンス重視で生産出荷活動ができるよう頑張ってまいりましょう」とあいさつした。

 

湯本経産相素材産業課長


 引き続き来賓として経済産業省製造産業局の湯本啓市素材産業課長が「経済環境は昨年に続き良好であり、今年もこれが続くよう取り組んでいきたい。主要産業である自動車は100年に一度という変化を迎えているなか、そこで使用される素材がすべて順風満帆というわけではない。とりわけリスクフリーで投資を進める中国が新技術、新製品についてもすぐにキャッチアップする時代だ。日本にとっては皆さんが持つリアルデータが大きな財産。コネクテッド・インダストリーズにより強みを生かしていきたい」とあいさつした。

 続いて西谷悌二郎理事(三菱ケミカル常務執行役員)による乾杯の発声で懇親に入った。

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