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約40人が参加

建築ガスケット工業会、令和7年度技術研修会を開催

工業用品 2025-11-05

 建築ガスケット工業会(二瓶修和会長=富双ゴム工業社長)は10月24日、「令和7年度技術研修会」を開催し、約40人が参加した。

YKK AP館での集合写真


 今回の技術研修会は、会員企業の「YKK AP技術館」(富山県黒部市)および「パッシブタウン」(同)を見学。

 当日は午後1時過ぎに北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅に集合し、最初の見学先「YKK AP技術館」へ移動。同館は、同社建材事業の創業の地である黒部市に、創業30年の節目となる2024年11月に開設された。館内は「創業」「発展」「改革」「挑戦」の4つの時代エリアを巡る構成となっている。参加者は、創業当初から現在、未来へ向けた各種展示物やシアターなどを見学し、モノづくりの歴史に触れていた。

 「パッシブタウン」は、持続可能な社会にふさわしいローエネルギーの「まちづくり・住まいづくり」を提案する施設で、全5街区から構成されている。第5街区は地域の森林資源を最大限活用した北陸初の木造中高層集合住宅で、太陽光発電に加え、1棟には集合住宅として初の水素エネルギー共有システムを実装するなど、カーボンニュートラルの実現とグリーンエネルギーづくりを目指している。参加者は、整然とした街並みと、水素エネルギー共有システムに興味を抱いていた。

 見学後貸切バスで黒部宇奈月温泉駅に戻り、午後5時過ぎに解散した。

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