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シリコム等、初のブースセミナーを敢行

ホッティーポリマー、次世代3Dプリンタ展に出展

工業用品 2023-06-26

 ホッティーポリマーが、6月21~23日に東京ビッグサイトで開催された「第6回次世代3Dプリンタ展」に出展した。

ブースセミナーの様子


 同社は今回、従来の展示会では1小間分のブースサイズのところ、2小間に拡大。それにより、3Dプリンター事業に関するソリューション事例を多数展示・紹介した。

 具体的には、同社独自開発かつ日本初のシリコーンゴム3Dプリンター「SILICOM(シリコム)」、3Dプリントを活用した最新技術システム「デザインファクトリー」及び3Dプリントした射出樹脂型で小ロット生産を実現した「デジタルモールド」や切削加工で製作したアルミ型で小ロット生産を実現した「コンパクトモールド」、同社独自開発の「HPフィラメント」各シリーズの造形サンプルなどを展示した。

 また、同社初となるブースセミナーを実施。「シリコム」とLCD方式光造形3Dプリンター「SmaPri Sonicシリーズ」について、それぞれ約20分間、発表が行われた。さらに「デジタルファクトリー」、「デジタルモールド」によるノベルティグッズを配布するなど、盛況となった。

デジタルモールド


企業ロゴをかたどったノベルティを初配布


 ブースセミナーやノベルティグッズ作成など、これまでにない取り組みが目立った今回の展示について、堀田秀敏社長は「シリコムが初出品以降レベルアップをし続け、より自信を持って世の中に発表できる段階にきたこと。この展示会に合わせ、カタログも刷新した。また、導入したばかりの『デザインファクトリー』の発表として、小型インジェクションで、小サイズの物を小ロットで生産する、といった様子を実機によってアピールしたかった。今までの3Dプリンター事業のソリューション事例を一堂にお見せしたいと思い、従来よりも大きなブースを採用した」と、その意図を説明した。

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