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最新技術システム「デザインファクトリー」など初出品

ホッティーポリマー、FOOMA展に初出展

工業用品 2023-06-19

 ホッティーポリマーが、6月6~9日に東京ビッグサイトで開催された「国際食品工業展(FOOMA JAPAN 2023)」に初出展した。

 今回同社は、日本初のシリコーンゴム3Dプリンター「SILICOM(シリコム)」と、6月に久喜工場に導入した3Dプリントを活用する最新技術システム「デザインファクトリー」および3Dプリントした射出樹脂型で小ロット生産を実現した「デジタルモールド」や切削加工で製作したアルミ型で小ロット生産を実現した「コンパクトモールド」を出品した。シリコム以外は初出品となる。

「デジタルモールド」などを訴求


 「デザインファクトリー」は、同社がスワニーと提携し、久喜工場に導入した。同システムは開発から設計、試作、量産まで、迅速で安価に量産材料で行うことができる画期的なシステム。「デジタルモールド」は3Dプリントした射出樹脂型を用い、量産材料で少量の部品生産にも利用可能だ。また、200ショット以上の場合は、切削加工で製作したアルミ型で生産を行う「コンパクトモールド」を実施し、3,000個までの生産に対応する。

 ■次世代3Dプリンタ展(6月21~23日)に出展
 同社は6月21~23日に東京ビッグサイトで開催される「第6回次世代3Dプリンタ展」に出展する。

 同展示会では「デザインファクトリー」、「デジタルモールド/コンパクトモールド」について、さらに大々的に展示する予定だ。

「当社初となる、同システムに関連したノベルティの配布準備も進めている。ぜひ見に来てもらいたい」(堀田秀敏ホッティーポリマー社長)。常にアップデートし続ける、同社の展示に引き続き注目したい。

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