通常総会後に懇親会開催
建築ガスケット工業会、令和5年度通常総会を開催
工業用品 2023-05-29
建築ガスケット工業会(二瓶修和会長=富双ゴム工業社長)は5月19日、東京都台東区の台東区民会館で「令和5年度通常総会」を、正会員などから16人が出席し開催した。

あいさつする二瓶会長
総会では、①令和4年度事業報告②同年度決算報告③同年度監査報告④令和5年度事業計画--の各議案についての審議が行われ、いずれも満場一致で承認された。
このうち令和4年度事業として第1回・第2回技術セミナーの開催などが報告された。さらに、建築用ガスケット工業会の主要収入事業であるビル用防火ガスケットラベル領布事業では、前年度の69万円から令和4年度は112万円に増加したことが報告された。これは虎ノ門ヒルズなどの大型ビル建設の恩恵だと、工業会では推測している。
令和5年度事業計画としては、「JIS A 5756建築用ガスケット、同5760建築用構造ガスケット原案作成委員会の立ち上げ」が新規事業として行われるほか、10月に清水建設の技術研究所、11月に東洋ハウジングの15階建て純木造マンション建設現場への見学会などが予定されている。
4月1日現在の会員会社状況としては、セイキ工業および信越ポリマーが3月31日付で退会。4月1日付で双龍産業が入会し、その結果正会員16社、特別会員3社、賛助会員11社の合計30社となっている。
総会後に、会員・賛助会員各社などから約50人が参加し懇親会が開催された。
冒頭、二瓶会長が「昨年は各種原材料費の高騰が建築ガスケット業界にも多大な影響を与えた。今年は若干ながら原材料費高騰は落ち着きつつあるようだが、電力費など各種インフラ関連費が大幅に値上がりしており、対応に苦慮している状況にあると思う。このような状況の中、他の会員企業がどのように対応しているかなどの情報交換や、懇親を深める場として、懇親会を大いに活用してほしい」とあいさつした。
続いて堀田秀敏副会長(ホッティーポリマー社長)の乾杯の発声で懇親に入った。途中で、賛助会員として加盟した双龍産業の和田孝至社長が紹介されたほか、プロのミュージシャンによるシンセサイザーの生演奏なども行われ、活発な情報交換や懇親がなされた。
中締めとして米屋慎一副会長(北星ゴム工業社長)が一本締めを行い、散会した。
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