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BtoCをメインに展開

ホッティーポリマー、「HPフィラメント」を本格販売へ

工業用品 2017-03-21

人でにぎわうホッティーポリマーのブース


 ホッティーポリマーが、汎用3Dプリンター用の軟質フィラメント「HPフィラメント」の本格販売を開始する。Amazonへの出店準備も進めており、「BtoCをメインに展開していく」(堀田秀敏代表取締役社長)考えだ。

 HPフィラメントは、ポリ乳酸とエラストマーを独自配合した軟質フィラメント。同社が長年にわたり培ったコンパウンドや押出技術のノウハウを活かした。一般的に軟質と言われているフィラメントと比べ、成型物は圧倒的に柔軟性があり、復元も早い。同社は3Dプリンターを10台保有。どのメーカーの3Dプリンターにも合うよう開発した。

 HPフィラメントは、軟質でありながらフィラメント化の時点では硬質フィラメントに近い剛性があり、長さ方向には伸びないため、FDM(熱溶解積層法)方式の3Dプリンターのフィラメントとして最適。柔軟性と精度の高い成型物の安定した造形が可能で、着色もできる。また、同社のフィラメント供給用スベアップチューブを使用すれば、より安定した造形が可能となる。現在、特許出願中。

 使用マニュアルは同社のWebサイトで公開しており、その情報も随時更新している。

 HPフィラメントではそのほかに、紫外線に反応し発光する特殊軟質フィラメント「HPフィラメント(UV反応タイプ)」やHPフィラメントに香り成分を配合した「香るHPフィラメント」も開発中。

 HPフィラメント(UV反応タイプ)は、通常時は特定の色調である造形品が、紫外線を照射することで、内部の特殊樹脂が反応し発光するもの。発光は「赤」「青」「緑」の3色が可能。

 一方の香るHPフィラメントは、HPフィラメントに香り成分を配合したもの。香り成分となるオイルが内部から微量ずつ出てくるため、長時間に亘って効果が持続する。成型品は極薄の膜を形成し、べたつかない。

 同社は、3月7-10日に東京ビッグサイトで開催されていた建築・建材展に出展。HPフィラメントもPRした。今後も多くの展示会に出展し、HPフィラメントを積極的に訴求していく方針だ。

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