米国・ランザテック社と
住友理工、ゴム・樹脂・ウレタン廃棄物再利用の共同開発契約を締結
工業用品 2022-11-22
住友理工は、炭素回収・変換技術を有する米国のバイオ技術会社「ランザテック社」と、ゴム・樹脂・ウレタン廃棄物のサーキュラーエコノミー(循環経済)への移行に向けた共同開発契約を締結した。

同取り組みを通じ、両者で新たな技術を確立し、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーなどサステナブルな社会の実現へ向けた取り組みを加速させていく。
住友理工グループは、コアコンピタンスの一つ「高分子材料技術」を起点に、ゴム・樹脂・ウレタンを原材料としたさまざまな製品を提供している。主力のゴム製品では、天然ゴム・合成ゴム合わせて、年間約4.6万トンを使用しており、ゴムは同社グループにとって最も重要な原材料の一つ。一方で、製造工程で発生するバリや端材、クルマの寿命に伴う廃棄部品の発生などを原因として、大量のゴム廃棄物が発生しているのも現状。
ゴム・樹脂・ウレタン廃棄物を再利用し、これら原材料のサーキュラーエコノミーを実現するため、同社グループはランザテック社と共同で新技術の研究開発を開始する。
ランザテック社が有する「微生物による生合成技術」を活用し、ゴム・樹脂・ウレタン廃棄物をガス化・ガス精製した後、微生物による培養を経て、新たに化学物質のイソプレンを生産することを目指す(エタノールも同時に生産)。
最終的には、原料メーカーと協業し、イソプレンおよびエタノールを再び、ゴム・樹脂として利用するリサイクル技術の応用も視野に入れている。
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