食品リサイクルによるバイオガス発電導入でエネルギーを地産地消
住友理工、技術研究所の電力を実質再生可能エネルギー100%へ
工業用品 2024-06-13
住友理工は、JFEエンジニアリンググループのアーバンエナジーならびにJ&T環境、J&T環境の子会社であるバイオス小牧と連携し、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一環として、6月から住友理工 技術研究所「テクノピア」(愛知県小牧市)で使用するすべての電力を、実質再生可能エネルギー(再エネ)に切り替えた。これにより、年間約1,500トンのCO2排出削減が見込まれる。

住友理工 技術研究所「テクノピア」
今回のスキームは、アーバンエナジーの電力プラン「ゼロエミプラン」(再エネ指定の非化石証書等を使用することでCO2排出係数[調整後排出係数]をゼロとし、実質的に再エネ100%で電気を供給するプラン)および「創電割」(アーバンエナジーが廃棄物から発電した電力を買い取り、廃棄物の発生元施設[住友理工]へ供給する場合に、廃棄物量に応じて電力料金を割り引くサービス)を活用したもの。
住友理工小牧本社・製作所内の食堂で排出された食品廃棄物について、J&T環境が廃棄物コーディネートを行い、バイオス小牧でメタン発酵、リサイクル発電を行う。発電した電力はアーバンエナジーが買い取り、住友理工 技術研究所の使用電力へ充当する。アーバンエナジーが供給する電力は、非化石証書等を使用し、実質再エネ100%となる。さらに、バイオス小牧はメタン発酵過程で発生した発酵残渣を肥料化して活用することで、農業のリサイクルループによる循環型社会を実現する。
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