運動時の重心移動や姿勢を計測するシステムをデモ展示
住友理工、「SPORTEC 2024」に初出展
工業用品 2024-07-09
住友理工は7月16~18日の期間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される世界中のスポーツ関連企業・団体が出展する日本最大のスポーツ産業展「SPORTEC 2024」に初出展する。
同展示会は、「スポーツ人口を増やし、スポーツ競技力向上と健康社会を実現する」をビジョンに掲げ、スポーツを「もっと身近に」「もっと推進する」ことを目的に開催している。
同社ブースでは、独自開発した体圧分布センサー「スマートラバー(SR)センサ」の活用をはじめとした、「スポーツ分野における体動・圧分布・重心・骨格の解析」をテーマに技術・製品を展示する。
■展示品紹介
◇足圧分布センサー+骨格センサー[初展示]
利用者の重心と姿勢を同時に計測できる、姿勢測定システム。シート型足圧分布センサーと骨格検出AIカメラの組み合わせにより、リアルタイムでの姿勢の見える化を実現。特に重心移動や重心ブレの見える化は、身体の軸を意識する各種スポーツやフィットネスの上達に有効となっている。展示会当日はデモ機にて体験できる。
◇足圧バランス計
同社が独自開発したセンサーで、立位での圧力分布と重心の移動量を計測できる製品。立位での体のバランス計測や、足の形状測定も可能。重心移動量の計測では、高齢者の健康テストから、アスリートの可動域の確認などに活用できるセンサーとなっている。
◇モニライフ
独自開発したセンサーを、クッション形状に加工した製品。元々は、車の運転席シートに設置し、センサーで計測した座面の圧力変化のデータを取得することで、生体情報(心拍成分や呼吸成分などのバイタルデータ)が推定できるように開発したもの。クッション型センシング機器による計測データをもとに、激しい運動後の体の回復状態をみることで適切な運動のサポートに繋げる。
◇咬合力センサー
噛む力(咬合力)を計測するために、小型化、馬蹄形にしたセンサー。同技術を用いて、医療機器「口腔機能モニター Oramo―bf」を事業化し、現在歯科業界で活用されている。人が噛んだ際の力や面圧分布、噛み合わせのバランスを可視化することが可能で、運動パフォーマンスと咬合力の相関性の検討にも応用が期待できる。
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