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8月中の稼働開始を予定

バンドー化学、インド子会社に太陽光発電設備を導入

工業用品 2022-08-18

 バンドー化学がインド子会社Bando(India)のバンガロール工場屋上に工事を進めていた太陽光発電設備の設置が完了した。今後、行政および地元電力会社との調整が完了次第、8月中の稼働開始を予定している。

 バンドー化学では、2050年までにバンドーグループのCO2排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラル実現に向けて、クリーンエネルギーの活用などを推進しており、今回の太陽光発電設備導入もその一環。

 インドでは急速な経済発展に伴う深刻な大気汚染といった社会課題を抱えている。バンドー化学では、太陽光発電設備を導入することでCO2排出量の削減や有害物質の排出のないクリーンエネルギーの普及に貢献していく方針。

 バンドー化学は国内全工場に太陽光発電を導入しているほか、昨年4月にはBando Manufacturing(Thailand)に太陽光発電設備を導入するなど、クリーンエネルギーの活用を積極的に進めている。

 ■太陽光発電設備の概要
 ◇設置場所=Bando(India)バンガロール工場◇設置面積=5,055平方メートル◇発電能力=1,000kw◇年間発電量(予測)=136万7,000kWh(工場が使用する電力の約30%に相当)◇CO2削減量= 約350t-CO2/年(工場全体で約9%の削減)

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