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超軟質樹脂で広がる3Dプリンタの可能性

ホッティーポリマーがウェビナー開催

工業用品 2022-03-01

 ホッティーポリマーは2月24日午前11時から、無料ウェビナー(オンラインセミナー)の第4弾を開催した。

 今回のウェビナーは、「3Dプリンタは硬質だけではない!超軟質樹脂で広がる造形の可能性と活用事例」の表題で、関東最大級規模の3Dショールームのある久喜工場(埼玉県久喜市)から発信され、約500人が聴講した。

 まず同社の概要に関して1948年の創業の後、63年のゴム押出製品製造開始を「第1創業期」、98年の樹脂押出製品の製造開始を「第2創業期」、3Dプリンタの本格稼働開始を「第3創業期」と位置付けていると説明した。

 3Dプリンタ事業を、同社では特に「AM事業(付加価値製造事業)」と位置付け、その中核として①フィラメントの製造販売②3Dプリンタの本体開発・販売③造形の受託加工・出力サービスーーを3本柱とし、フィラメントから3Dプリンタ本体までトータルに製造販売していることが強みとの説明があった。

 同社独自製品の「HPフィラメント(スーパーフレキシブルタイプ)」は、柔軟性・安定性・機能性・着色性などに優れているとの説明があった。

 さらに、自社で独自開発した高性能3Dプリンタの「エスディーズⅠ」を主体に、業界初のLAM(液体積層造形方式)シリコーン3Dプリンタ「innovatiQ L320」など多くの機種が紹介された。

 これら3Dプリンタを活用した造形品と押出成形品の設計比較の検証事例も紹介されたほか、シリコーンゴム100%の3D受託加工や出力サービスも行っていること、さらに久喜工場に設置した3Dプリンタショールームのアピールなども行われた。

 ホッティーポリマーでは、今後もウェビナーを随時開催し、顧客のニーズに対応していく方針でいる。

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