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2022年3月期第1四半期業績

櫻護謨、航空・宇宙、工業用品事業の減収減益が響く

工業用品 2021-08-06

 櫻護謨が8月6日に発表した2022年3月期第1四半期(4~6月)業績は、売上高が11億9,900万円で前年同期比32.6%減、営業損失が3億1,100万円(前年同期は9,700万円の損失)、経常損失が3億1,100万円(同9,500万円の損失)、純損失が2億2,000万円(同8,300万円の損失)となった。航空・宇宙、工業用品事業で、受注の端境期にある官需大型向けの販売が大きく落ち込んだことが響いた。

 消防・防災事業は売上高が5億3,100万円で同1.9%減、営業損失が8,500万円(7,200万円の損失)。前年同期に比べ消火栓ホースの販売増とオリンピック向け資機材のスポット販売があったが、特殊車両の販売は減少した。

 航空・宇宙、工業用品事業は売上高が5億4,400万円で同51.7%減、営業損失が1億7,600万円(同5,200万円の利益)。航空・宇宙部門では、官需大型機向けのエンジン部品および配管類の販売が大きく減少したほか、民間航空機向けシール材の販売も減少。工業用品部門ではタンクシールの販売が減少した。

 不動産賃貸事業は売上高が1億2,300万円で同11.0%増、営業利益が3,400万円で同47.2%増となった。

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