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2021年3月期第1四半期業績

櫻護謨、航空・宇宙、工業用品事業は増収減益

工業用品 2020-08-17

 櫻護謨が8月7日に発表した2021年3月期第1四半期(4~6月)業績は、売上高が17億7,800万円で前年同期比6.1%増、営業損失が9,700万円(前年同期は6,200万円の損失)、経常損失が9,500万円(同6,400万円の損失)、純損失が8,300万円(同4,900万円の損失)だった。

 消防・防災事業は売上高が5億4,200万円で同2.6%減、営業損失が7,200万円(同6,800万円の損失)。特殊車両の販売増はあったものの、テロ対策資機材の案件が減少、新型コロナウイルス感染症の影響により消防ホースの契約も遅れた。

 航空・宇宙、工業用品事業は売上高が11億2,500万円で同12.5%増、営業利益が5,200万円で同38.3%減。航空・宇宙部門では、官需向けエンジン部品や補用品の販売が増加、工業用品ではタンクシールや子会社が取り扱う製造設備用金属加工部品の販売が順調に推移した。

 不動産賃貸事業は売上高が1億1,100万円で同7.2%減、営業利益が2,300万円で同14.2%減。

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