PAGE TOP

2021年3月期第1四半期業績

ニッタ、営業利益32.4%減

工業用品 2020-08-17

 ニッタが8月7日に発表した2021年3月期第1四半期(4~6月)業績は、売上高が189億6,200万円で前年同期比9.6%減、営業利益が6億5,500万円で同32.4%減、経常利益が11億7,700万円で同47.2%減、純利益が9億6,600万円で同47.1%減だった。利益面は、売り上げ減少や自動車業界向けの需要が悪化したことによる持分法投資利益の減少が響いた。

 未定としていた2021年3月期第2四半期(4~9月)業績は売上高380億円で前年同期比9.7%減、営業利益9億円で同53.3%減、経常利益15億円で同63.4%減、純利益12億円で同64.5%減、2021年3月期業績は売上高760億円で前期比9.4%減、営業利益20億円で同43.3%減、経常利益37億円で同51.0%減、純利益31億円で同49.6%減と予想した。主要需要業界の動向を、自動車については4~6月期を底に販売台数回復の兆しがあるものの依然厳しい業況が継続、建設機械業界については主要メーカーが引き続き減産予想で需要回復は来年以降、物流業界については今後も需要が拡大、半導体業界については5GやAI、IoTの普及により中長期的に需要が拡大すると予想した。

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物