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2021年3月期第1四半期業績

バルカー、シール製品事業は減収減益

工業用品 2020-07-30

 バルカーが7月29日に発表した2021年3月期第1四半期(4~6月)業績は、売上高が109億6,000万円で前年同期比13.1%減、営業利益が8億7,800万円で同43.1%減、経常利益が9億2,800万円で同39.8%減、純利益が7億円で同35.8%減となった。

 セグメント別にみると、シール製品事業は売上高が79億1,600万円で同6.3%減、営業利益が11億3,000万円で同5.7%減。先端産業市場向けの販売が回復したものの、機器市場からの需要が大きく減少し、減収減益となった。

 機能樹脂製品事業は売上高が23億4,200万円で同29.9%減、営業損失が2億1,800万円(前年同期は2億900万円の利益)。主要市場からの需要が減少したことに加え、先端産業市場向け製品の納入時期の先送りなどにより、減収減益となった。

 シリコンウエハーリサイクル事業他は売上高が7億200万円で同15.2%減、営業損失が3,300万円(同1億3,400万円の利益)。主力事業の受託量が減少し、減収減益となった。

 2021年3月期通期業績予想は、新型コロナウイルス感染症による影響を現段階で合理的に算定することが困難であることから未定としている。

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