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設備点検プラットフォーム

バルカー、「MONiPLAT」が導入社数500社を突破

工業用品 2024-03-29

 バルカーが開発・提供する設備点検プラットフォーム「MONiPLAT」(モニプラット)が、2023年4月に提供開始してから約12カ月で導入社数500社を達成した。

 MONiPLATはリリース以来、業界・分野を問わず、多岐に渡り活用用途が拡大している。製造業では金属加工設備における設備点検や酒類貯蔵タンクにおける温度管理などに活用されており、非製造業でも運輸業における出庫前車両確認や医療機関における空調管理など、ユーザーによる用途革新の事例も増えている。

 同社では、導入事業者数の増加とユーザーからの意見を受け、設備点検業務の効率化を支援する新機能を続々とリリースしている。直近ではCSV形式での出力機能や点検作業時間の自動計算機能などを新たにリリースした。

 今後もあらゆる点検作業を一元管理するプラットフォームとして、アジャイル開発を実践することでより柔軟にかつ迅速にサービスをユーザーに届け、サービスの品質を向上させていく方針。また、外部サービスとの連携推進やTBM(Time Based Maintenance)、CBM(Condition Based Maintenance)機能の追加など、ラインアップを拡充し、ユーザーの繋がりを活かしながら遠隔監視領域での事業化も進めていく。

 ■設備点検プラットフォーム「MONiPLAT」
 設備管理デジタルサービスの「一元管理」ツールで、現場管理の基本である定期点検にフォーカスしたサービス。現場で行われているアナログな紙での点検業務をスマートフォンやタブレットで簡単にペーパーレス化。スマートフォンやタブレットでの点検設備の検索・点検報告書作成やリアルタイムでの承認申請に加え、複雑で煩雑な設備点検のスケジュール管理や点検予定のリマインドもできる。また、予知保全サービスとも連携したワンストップ管理が可能なプラットフォームとして、利用可能サービスを今後もさらに拡大していく予定。

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