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【新年インタビュー】フォルボ・ジークリング・ジャパン佐藤守社長

「サービス、生産性の向上、供給体制の強化図る」

工業用品 2017-01-06


 ■17年度見通し
 16年の実績対比で5%の成長に挑戦していきます。毎年、新たな挑戦の繰り返しです。

 一方、成長に見合った供給体制の改善をさらに進めていきます。お客様は、製品がジャストインタイムで納入されることを望んでいます。それに対応していけるようロール製造、加工の生産性を向上させ、タイムリーに供給できる体制作りを強化していきます。これは2015年から取り組んでおり、今年も継続します。2016年は、2015年比でも生産性は向上しましたが、今年はさらに向上するよう努力していきます。また、成長市場では、業界水準以上の成長に挑戦していきたいと強く考えています。

 ■静岡工場の現況
 製品の生産能力増強や人員の体制強化を図っています。人員育成としてリーンプロジェクトを立ち上げ、無駄を排斥し生産性を向上させています。

 静岡工場は多品種少量生産ですので、1本のベルトをより効率よく作るため、無駄の削減による時間短縮を図り、生産性向上に繋げています。静岡工場ではこうした考えが徐々に浸透してきていますが、世界一のベルト工場を目指して今後も取り組んでいきます。

 ■17年度の経営方針・課題
 毎年5%成長していくというのが経営の大きな方向性です。それを実現する為の戦略を策定し、それを愚直に実行していかなければなりません。また世界的な政治環境の変化が経済に影響を及ぼしそうですので、経済環境の変化を注視しながら、より柔軟に対応できるかが経営者に課された命題と肝に銘じ頑張って参る所存です。

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