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新型コロナ感染の減少傾向を受け

ランクセス、勤務様式の段階的緩和措置スタート

工業用品 2020-06-05

 ランクセスはこのほど、国内の新型コロナウイルスの感染が減少傾向にあることを受け、6月1日から感染防止対策を継続した上で、勤務様式の段階的な緩和措置を開始したと発表した。同社では2月25日から国内3事業所の従業員に対し、原則在宅勤務を含む特別対応措置を実施していた。

 今回の段階的緩和措置は、新たな就業規程と感染防止への行動指針により構成される。第1段階として、在宅勤務の推奨を継続しながら感染状況を注視し、第2段階以降では、出社人数を制限しながら必要に応じてオフィス勤務を可能にする。最終段階では、今後、数週間から数カ月間の感染状況を見ながら、柔軟性のある働き方を実現する仕組み作りを進め、持続可能な新しい勤務様式へと移行していく。

 ランクセス日本法人の張谷延河代表取締役社長は、「ランクセスは政府および業界団体の指針を取り入れながら、今後は持続可能な新しい勤務様式へと移行していく。そして、従業員、パートナー企業の皆様の安全確保を最優先事項として、新型コロナウイルス感染症防の防止策に努めるとともに、持続可能な社会を目指して、新たな共通課題に対し企業として貢献できることに取り組んでいく」とコメントしている。

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