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微生物制御分野の技術サポートを強化

ランクセス、川崎テクニカルセンターを開設

原材料 2023-07-25

 独・ランクセスの日本法人であるランクセスは7月、神奈川県のかながわサイエンスパーク(KSP)に川崎テクニカルセンターを開設した。

ランクセス川崎テクニカルセンター開所式の様子


 同センターは、国内の顧客向けに質の高い技術サービスを提供することを目的に開設され、高度な試験能力を備え、包括的な微生物試験の提供を通して、パーソナルケア製品から工業用途まで幅広い業界に対応することが可能となっている。

 同センターは、2022年のランクセスによるインターナショナル・フレーバーズ・アンド・フレグランス社(IFF)の微生物制御事業の買収に伴う移転を機に新たに開設された。

 買収によって微生物制御製品の世界的なリーディングサプライヤーの一社となったランクセスは、物質保護、防腐剤、殺菌剤向けの抗菌活性成分および製剤のポートフォリオを拡充することで、世界的なプレゼンスを強化し、同分野における確固たる基盤を構築する。

 同センターは、汚染されたサンプルからの微生物の単離、最小発育阻止濃度(MIC)および最小殺菌濃度(MBC)の測定、殺菌速度(SOK)評価、チャレンジテスト、除菌試験、プラスチックやその他の非多孔質材料(JIS Z2801/ISO 22196)および繊維製品(JIS L1902/ISO 20743)の抗菌性試験などの生物学的評価を含む各種標準に準拠した包括的な抗菌性試験を提供。さらに、工場衛生評価の実施も可能となっている。

 ランクセスは、既存の事業と買収により統合した事業を組み合わせることで、バイオサイド製品の有効成分から強力な製剤まで、幅広い製品ポートフォリオを実現し、マイクロビアルコントロール(微生物制御)に対する強固な技術基盤を構築。顧客の用途に応じたソリューションを提供し、バリューチェーンを強化する。

 ランクセスの物質保護剤ビジネスユニットは、多くの産業や用途向けに、細菌、酵母、カビ、ウイルス、藻類などの微生物による腐敗から材料や物質を保護する有効成分、防腐剤、殺菌剤の幅広い製品を提供する。同ビジネスユニットは、バイオサイド製品の大手サプライヤーおよびサービスプロバイダーで、長年にわたり培った技術、微生物学的および規制に関する専門知識を、グローバルに展開する研究開発拠点と共に提供していく。製品や原料に必要な現地登録や認可を取得しており、複雑な規制手続きへの準拠にも対応している。

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