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2020年3月期第3四半期業績

相模ゴム工業、ヘルスケア事業は増収増益

工業用品 2020-02-13

 相模ゴム工業が2月13日に発表した2020年3月期第3四半期(2019年4~12月)業績は、売上高が49億6,300万円で前年同期比5.5%増、営業利益が9億8,700万円で同13.7%増、経常利益が8億6,300万円で同6.5%増、純利益が5億4,100万円で同4.2%増となった。

 セグメント別のうち、ヘルスケア事業は売上高が37億4,000万円で同4.8%増、営業利益が12億6,000万円で同6.4%増。国内市場では、市場規模でポリウレタン製コンドームがラテックス製コンドームを凌駕しつつある一方、輸出においては国内外の需給を考慮しつつ、サガミオリジナル0.01(ゼロゼロワン)を出荷したことで増収増益となった。

 プラスチック製品事業は売上高が10億2,000万円で同9.3%増、営業利益が6,400万円で同108.1%増。自然災害によるマーケットへの影響はあったものの、継続して原油価格が安定する中で生産性の向上を図り増収増益となった。

 入浴・介護サービスおよびその他の事業を含むその他は売上高が2億200万円で同1.0%増、営業損失が7,800万円(前年同期は7,000万円の損失)となった。

 2020年3月期通期業績予想は、売上高66億円で前期比5.5%増、営業利益12億円で同7.0%増、経常利益11億円で同20.0%増、純利益8億円で同44.6%増を計画している。

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