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2020年3月期第3四半期業績

不二ラテックス、医療機器事業は減収減益

工業用品 2020-02-06

 不二ラテックスが2月6日に発表した2020年3月期第3四半期(2019年4~12月)業績は、売上高が54億2,500万円で前年同期比14.1%減、営業利益が2,200万円で同95.6%減、経常利益が2,700万円で同94.3%減、純利益が2,500万円で同92.7%減となった。

 セグメント別にみると、医療機器事業は売上高が16億8,000万円で同20.1%減、営業損失が1億2,900万円(前年同期は9,800万円の利益)。主力のコンドームは、国内市場は新素材コンドームSKYNの定番化、ネット販売の伸長で売り上げが拡大。また、海外市場では、中国での需要後退に歯止めがかかってきた。メディカル製品は、アレルギーフリー新素材製品に対するニーズが底堅く、工場の段階的移転に伴う管理コスト増加を吸収し回復基調に転じた。営業利益は、減収に加えて競争激化に伴う利ザヤの縮小、栃木千塚工場の竣工に伴う償却負担増加もあり減益となった。

 精密機器事業は売上高が33億2,300万円で同11.2%減、営業利益が5億300万円で同30.8%減。主力のショックアブソーバおよびロータリーダンパーは、主要市場として位置付けている住宅設備、複合機などの各分野で堅調な受注が続いたものの、半導体・液晶関連などの産業用設備投資関連の受注は持続性に欠ける展開となった。海外市場は一部取引先に対する出荷調整などの影響もあり、販売計画を下回った。また製造原価に占める労務費や減価償却費の増加などが利益を圧迫した。

 SP事業は売上高が2億9,900万円で同21.2%減、営業損失が400万円(同2,000万円の利益)。主力のゴム風船は商材の逼迫や自然災害などによるイベントの中止、広告販促活動の縮小が影響し、販売計画を下回った。

 その他は売上高が1億2,200万円で同32.2%増、営業利益が1,900万円で同14.8%減。食容器の受注が引き続き順調に推移した。

 2020年3月期通期業績予想は、売上高73億円で前期比12.4%減、営業利益6,100万円で同90.0%減、経常利益4,200万円で同92.0%減、純利益3,000万円で同92.5%減を計画している。

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