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工業用ゴム製品メーカー6社が報告

中部地区の工業用ゴム製品需要動向

会員限定 工業用品 2019-10-01

中部ゴム商組商工懇談会の様子


 中部工業用ゴム製品卸商業組合(加藤已千彦理事長=カテックス社長)は9月20日、名古屋市内で商工懇談会を開催。そのなかで、賛助会員である工業用ゴム製品メーカー6社が取り扱い製品の需要動向を報告した。自動車メーカーや工作機械メーカーなどが集積する中部地区において、工業用ゴム製品メーカーは足元の状況および今後の見通しをどうみているのか。

ベルトは米中貿易摩擦などを懸念

 【伝動ベルト】
 中部地区出荷量ベースは前年同期比3%減。

 中国経済減速の影響が一部にみられるものの、自動車を中心とした堅調な内需を背景に堅調に推移。

 生産については、主力の輸送機械は乗用車および自動車部品は高水準で推移。生産用機械は金属工作機械を中心に弱含み。電子部品・デバイスはスマートフォン向けなどを中心に減少。設備投資については、製造業で人手不足に対応するためのロボットなどの省人化設備の需要が増加。また、生産性を高めるための効率化設備投資の増加が見込まれる。ただし、米中貿易摩擦など海外経済の不透明感が強まり、景気を慎重にみる企業が増加傾向。工作機械においては10%程度の生産減を見込んでいる。

 【ゴム搬送ベルト】
 中部地区出荷量ベースは前年同期比4%増。

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