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バンドー化学17年3月期第2四半期、円高除き海外堅調

ベルト革新製法の導入進める

工業用品 2016-11-29

 バンドー化学の第2四半期業績は、中国、アジアなど海外が堅調に推移した中、為替円高の影響を大きく受けた。43億円の減収のうち34億円が為替の影響。利益も為替が影響し、減益となった。

 自動車部品事業は、中国やアジアが堅調に推移した。為替の影響を除いた売上高は中国が前年同期比3.4%増、アジアが同6.0%増だった。中国、タイで自動車部品が、タイ、インド、ベトナムで二輪車用部品の販売が増加した。

 産業資材事業も中国、アジアが好調に推移した。為替の影響を除き中国は同27%増収、アジアは同15%増収。中国、タイで農業機械用伝動ベルトの販売が増加、中国、アセアンでは軽搬送ベルトの販売も増加した。

 通期見通しは、為替円高や中国景気の減速継続を見込み、下方修正を行ったが、一方で中長期経営計画の達成に向け、引き続き①為替など外部環境変化に対応した海外販売施策の加速②高付加価値製品の開発加速、販売拡大③革新製法投資、最適生産体制構築の進捗加速に取り組む。

 中でも革新製法については、加古川工場でのゴムコンベヤベルトに導入したのに続き、足利工場でウレタンベルトの新製法を開発した。足利工場では10月から量産を開始している。革新製法については現在、南海工場での自動車用ベルトに着手。設備の設置等を開始した。「南海工場の自動車用ベルトの革新製法ラインは、半年ほどで立ち上がるとみている。国内で確立した革新製法は、今後海外工場に展開していく青写真を描いている。製法も含め、世界最適生産体制の構築に繋げていきたい」(中村恭祐取締役常務執行役員)。

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