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墨東・九州・兵庫の工業会

交流会開き連合構想を検討

工業用品 2016-10-31

親睦を深める左から杉本会長、中島会長、松岡代表幹事

親睦を深める左から杉本会長、中島会長、松岡代表幹事


 墨東ゴム工業会(杉本浩志会長=金星ゴム工業社長)、九州ゴム工業会(中島幹雄会長=中島ゴム工業社長)、兵庫県ゴム工業協同組合・兵庫ゴム工業青年クラブ(松岡泰生代表幹事=ナショナル護謨社長)の各ゴム工業会は10月24日、福岡市博多区内で3地域合同の交流会・懇親会を開催した。

 墨東と九州の両工業会は、今年3月に初の交流会を開催。今回は北九州・小倉で開催された「IRC/ゴム・エラストマー技術展(10月25-28日)に両工業会が出展したことから、九州ゴム工と交流のある兵庫ゴム工業青年クラブも交えて3地域合同交流会が実現したもの。

 交流会には墨東8人、九州14人、兵庫4人の合計26人が参加。今回、3地域の工業会が交流した目的の1つに、「ゴム工業会連合」の設立を検討することがあった。

 これを念頭に九州の中島会長は「単に集まるだけでなく、各地域のゴム工業会の連合を組織し、長期的に交流の輪を広げていくため今後、連合に向けたたたき台つくりを進めていきたい」とあいさつ。

 これを受けて、墨東の杉本会長が「大手企業を中心とした工業会はあるが、我々が目指しているのは町工場の社長が意見交換できる場だ。日本のゴム工業を実際に支えている中小のゴム工業会同士で交流ができればいいと思う」と話した。

 その後、兵庫の松岡代表幹事の乾杯の発声で懇親会に移った。

 なお「ゴム工業会連合」は、会長や事務局は置かず、各ゴム工業会の合意のもとで活動計画を決定し、遂行していくという緩やかな組織を目指している。主な活動としては、①交流会(3年に1回)の開催②ゴム工業会連合の日の制定③ネットワークシステムの構築による会員・各工業会情報の交換・ビジネスへの活用④共同で広告宣伝を通じての活動のアピール⑤ゴム産業・技術に関する共同の研究・勉強会・展示会等の開催(不定期)⑥世界のゴム関連団体との交流、などを検討している。

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