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18年3月期第3四半期業績

日東化工、ゴム事業は4%増収

工業用品 2018-01-31

 日東化工が1月30日に発表した18年3月期第3四半期(4-12月)業績は、売上高が58億6,400万円で前年同期比2.7%減、営業利益が2億6,300万円で同5.1%減、経常利益が2億6,000万円で同3.8%減、四半期純利益が2億1,800万円で同26.4%減となった。

 売り上げ面では高機能樹脂コンパウンドでの一部受託製品終了等により減収したほか、利益面でも原料およびユーティリティ価格の高騰により減益となった。

 事業別売上高では、ゴム事業は44億5,700万円で同4.0%増。ゴムコンパウンドは自動車関連、成形品はクッションタイヤの受注が好調に推移したことで増収。シート・マットは、シートは受注が堅調で前年同期並みだったが、マットはクッションマットの受注が低調だったことに加え、前年同期は工事案件でのスポット受注があったことにより減収となった。

 樹脂事業は売上高が13億9,000万円で同19.1%減。高機能樹脂コンパウンドは一部の受託製品が終了したことにより減収。樹脂洗浄剤等もリサイクルナイロンの販売終了により前年同期を下回った。

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