日東化工、臨時株主総会で株式併合等の議案が承認可決

　日東化工は5月30日に開催した臨時株主総会で、株式併合及び定款の一部変更に係る議案について付議し、いずれも原案通りに承認可決されたと発表した。

　その結果、同社の普通株式は、東京証券取引所の有価証券上場規程に定める上場廃止基準に該当。2023年5月30日から2023年6月18日まで整理銘柄に指定された後、2023年6月19日に上場廃止となる見込み。上場廃止後は、同株式を東京証券所のスタンダード市場で取り引きすることができなくなる。

　株式併合は、公開買付により、4月4日から筆頭株主になっているエンビプロ・ホールディングスを日東化工唯一の株主とするためのもの。今回の臨時株主総会で株主の承認を得ることを条件に、日東化工の62万6,000株を1株に併合し、それに伴い、エンビプロHD以外の株主の所有する株式数は1株に満たない端数となることが公表されていた。