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【新年トップインタビュー】

バンドー化学社長吉井満隆氏、「EV化に向けて短・中・長期スパンで新製品を開発する」

工業用品 2018-01-10


 ■人材不足への対応
 特に工場現場で人手が不足する傾向になっている。臨時工やパートの確保も難しくなっており、工場の管理スタッフで補っている。人手不足は一過性の問題ではないので、生産ラインの自動化や生産効率化をより一層進めていかなければならない。

 また人手不足対策としては、女性従業員への対応も重要だ。一般的に結婚・出産・子育てなどで退社する女性が多いが、子育て中でも継続して働いてもらえるように、出勤時間への配慮や在宅勤務などの制度導入も検討している。

 従業員の健康に留意した健康経営という経営思想も取り入れている。

 ■システム構築
 世界最適調達・生産・供給体制の実現に向けて、2年ほど前からITシステムの統一化に向けた設備投資を積極的に行っており、できるだけ早く完成させたいと思っている。また製造原価管理の精度を高めるためのシステム構築にも取り組んでいる。

 ■海外拠点の現況
 各拠点とも順調だ。ベトナムは移転・拡張に向けた新しい工場が18年5月に完成する予定。中国では、自動車や農業機械だけではなく、他の需要分野にも拡大したいと考えている。そのほかタイも堅調に推移しており、インドは北部グルガオンの新工場が完成し、17年9月に旧工場から設備を移設した。メキシコには2年前に販売会社を設立し、ようやく販売実績がついてきた。今後の拡大に期待している。

 ■販社統合の効果
 東西販社の統合により、本社機能が1つになったことで管理部門の効率化が進んだほか、在庫面も効率化できた。また、さまざまな情報が一本化されたため、戦略統合も容易になった。まだ業績には大きな効果が出ていないが、今後に期待している。

 ■中計第2ステージ
 第2ステージでは、第1ステージで形になった新製品を育成し、本格的な事業化に向けてしっかりと取り組み、新たな柱となる事業に成長させたいと考えている。

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