11月17日神戸で開催
墨東・九州・兵庫ゴム工業会が連合懇話会
工業用品 2017-11-29
地元地域から視野を広げ、縮小傾向にある内需にそれぞれの得意な技術力を活用し、補完関係を結ぶことで需要喚起につなげようと、東京の墨東ゴム工業会と九州ゴム工業会、そして兵庫ゴム工業会・青年クラブのメンバーが11月17日、神戸メリケンパークオリエンタルホテルで3団体による連合での「懇話会」を開催した。
当日は、墨東ゴム工業会からは会長会社のホッティーポリマー、副会長会社の霜田ゴム工業をはじめ金星ゴム工業、右川ゴム製造所、加藤事務所の5社。また九州ゴム工業会からは会長会社の中島ゴム工業、副会長会社の朝日工業のほか田主丸化成、八幡ゴム工業の4社。そして、開催地で地元の兵庫ゴム工業青年クラブからは代表幹事会社のナショナル護謨、副代表幹事会社の三富商店をはじめ東華護謨工業、ラッキーベル、小倉サンダイン、秋毎、シバタ工業、マルセ、弘栄貿易、内外ゴム、バンドー化学、ニチリン、新田ゴム粉末工業の13社と兵庫県ゴム工業会事務局が参加した。
懇話会では兵庫ゴム工業会青年クラブの木下勝文副代表幹事(三富商店社長)の司会のもと冒頭、墨東ゴム工業会の堀田秀敏会長が「私は今年4月に前会長の金星ゴム工業の杉本社長から会長を引き継ぎ就任した。今回の連合への道筋は前杉本会長と九州ゴム工業会の中島会長で素地作りが行われて実現した。現在、墨東ゴム工業会は正会員27社、賛助会員20社の47社で構成されており、2012年に創立50周年を迎えた。会員各企業がそれぞれ特徴あるもの作りを行っており長い歴史を築いてきた」と墨東ゴム工業会について紹介、あいさつした。
また、九州ゴム工業の中島会長は「せっかく、共通したゴム屋をしているのでそれぞれの得意分野で協力できることがあれば積極的に行いビジネスチャンスをつかんでいこうというのが、この連合による懇話会の目的となる。第4の産業革命と言われるインダストリー4.0をはじめ、もの作りに工業のデジタル化やロボット化が進むことで製造工程のシミュレーション化も進み、その際に我々が構築してきた製造ノウハウもあからさまになるといった危機感も必要な時代だ。こういう連合懇話会を通し、将来を見据えていつか協力体制が組めるような素地を作って行きたい」と結成の意義について語った。
その後連合懇話会では参加者それぞれが自社について簡単に紹介し、会食に入った。
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