安全靴・作業靴、作業用手袋メーカーのシモンは10月29日、作業現場で高まる耐切創保護具へのニーズに応え、付加性能を備えた耐切創手袋の商品群強化を進めていると発表した。

 10月に投入した耐突刺し性の強化タイプ「CR-700」は、耐切創性能規格で最高の「レベルF」と、革手袋並みの耐久性を両立した。金属端部やバリによる切創リスクと、鋭利な突起物による突き刺しリスクの両方に対応できるため、手袋の重ね履き不要になり作業効率向上に繋がるとする。想定用途は鉄骨・鋼材取扱い、建設・建築現場、金属加工、解体作業、廃棄物処理などとする。

「CR-700」

 同月発売の防寒性能を強化した新製品「CR-189」は、作業性を考慮して18ゲージの薄手設計としながら、防寒ナイロン裏地や撥水ニトリルコーティングなどを採用して、対流冷気に対する保温性能(EN511)では「レベル1」を確保した。耐切創は「レベルD」。タッチパネル対応で、想定用途は工事、設備メンテナンス・整備など冬場の切創対策が必要な現場全般とする。

 一方、4月発売の「CR-188」は、衝撃から手の甲や関節を守る性能について欧州規格「EN388」の「P」(合格)を取得。さらに同規格で耐切創が「レベルF」、耐摩耗と耐引裂が「レベル4」と、これら3項目でそれぞれ最高ランクの評価を得た。作業性の高い18ゲージの薄手設計ながら、TPRプロテクターや親指股部補強によって耐衝撃性能と耐久性を向上させた。タッチパネルに対応する。想定用途は製鉄、物流、航空、港湾、自動車倉庫、建設、産廃、解体、メンテナンス、ガラス、機械設備などとする。