三井化学は、「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の認定を受け、くるみん認定を取得した。

 次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し一定の基準を満たした企業は、申請を行うことによって「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の認定を受けることができる。

 同認定を受けた企業の証が、「くるみんマーク」。同社は2012年から継続して認定を受けているが、今回2023年4月1日~2025年3月31日の2年間の取り組みと成果に対して、改めて認定を受けたもの。

 ■認定の対象となった主な取り組み
 同社では、男性社員の育児参画支援をはじめ、仕事と育児の両立を支える制度・風土の整備など、社員一人ひとりが安心して活躍できる職場環境づくりを推進してきた。これらの取り組みが評価され、このたび認定を取得した。

 ◇父親学級の開催や育児支援制度の見える化による男性社員の育休取得推進
 社員の性別や配偶者の勤務先を問わず、配偶者とともに参加できる父親学級を開催し、父親としての役割や、育児休業を取得する意義の理解浸透を図った。また、育児関連制度をまとめた社内マニュアルを作成し、妊娠判明から育児休業取得を経て復帰するまでの手続きや流れを分かりやすく示すことで、円滑な制度利用を支援している。

 ◇管理職向け育休研修等を通じた、上司の意識改革と職場風土の醸成
 全ライン長を対象とした男性育休研修を開催し、「そもそもなぜ男性育休が必要なのか?」を掘り下げて考える機会を設けた。研修前に「男性の育児休業取得を理解・推奨する」と回答した受講者は38%だったが、研修後には86%に上昇し、管理職の理解促進と、育児休業を取得しやすい職場風土の醸成に繋がった。

 ◇育休復帰後(両立期)におけるキャリア設計支援による両立社員の活躍促進
 男女の社員を対象とした「仕事と育児の両立キャリア研修」を実施。両立期におけるキャリア/ライフ両軸の課題を共有し、課題への向き合い方や実践的な方法を学ぶとともに、自身が目指すライフキャリアと、その実現に向けたアクションプランを考える機会とした。

 ◇婦人科・小児科オンライン健康相談の導入などによる安心して働ける環境づくり
 2023年度に、婦人科・小児科にオンラインで相談できる健康相談サービスを導入。時間的な制約が生じやすい仕事と育児の両立期において、社員が必要なときに専門家へ相談できる環境を整えることで、健康面の不安軽減と、安心して働き続けられる環境整備に取り組んでいる。