バルカーの2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)業績は、売上高が171億9,100万円で前年同期比23.2%増、営業利益が29億200万円で同61.1%増、経常利益が29億7,800万円で同65.2%増、純利益が32億8,000万円で同160.0%増だった。

 セグメント別にみると、シール製品事業は、売上高が124億2,400万円で同20.4%増、営業利益が25億3,200万円で同51.0%増。先端産業市場向け高機能シール製品の販売が高水準に推移したことで大幅な増収増益となった。

 機能樹脂製品事業は、売上高が47億6,600万円で同31.3%増、営業利益が3億7,000万円で同196.1%増。先端産業市場・プラント市場向けのライニングタンクや先端産業市場向けのフッ素樹脂加工品など幅広い製品の需要が回復たことで大幅な増収増益となった。

業績予想を上方修正

 同社は、2027年3月期第2四半期業績予想および2027年3月期通期業績予想を上方修正した。第1四半期業績において、主に先端産業市場向け販売が想定以上の水準となったことにより、売上高および各利益ともに設定した値を上回ったことに加え、足元の事業動向を精査した結果、第2四半期業績予想および通期業績予想を上方修正するもの。

 なお、業績予想には先端産業市場などにおける需要動向の変動ならびにエネルギー・原材料価格および物流費用の上昇を一定程度考慮している一方、ホルムズ海峡周辺の地政学的問題による影響については、現時点において合理的に算定することが困難であることから織り込んでいない。

 ■2027年3月期第2四半期業績予想
 ◇売上高=340億円(前回予想320億円、増減率6.3%増)◇営業利益=55億円(同42億円、同31.0%増)◇経常利益=55億円(同41億円、同34.1%増)◇純利益=50億円(同39億円、同28.2%増)

 ■2027年3月期通期業績予想
 ◇売上高=690億円(前回予想650億円、増減率6.2%増)◇営業利益=110億円(同90億円、同22.2%増)◇経常利益=108億円(同87億円、同24.1%増)◇純利益=87億円(同71億円、同22.5%増)