PAGE TOP

2025年3月期業績

不二ラテックス、医療機器事業は2期連続で黒字

決算 2025-05-15

 不二ラテックスの2025年3月期(2024年4月~2025年3月)業績は、売上高が71億9,800万円で同4.1%減、営業利益が2億800万円で同52.6%減、経常利益が1億7,000万円で同55.3%減、純利益が2億9,800万円で同2.9%増だった。

 セグメント別にみると、医療機器事業は、売上高が25億2,500万円で同6.7%増、営業利益が700万円で同12.5%減。2年連続で黒字を計上した。

 主力のコンドームは、2024年8月末で製造事業を停止したが、市場支持の高い新素材コンドーム「SKYN」の取り扱いは継続しており、メディカル製品の売り上げも堅調に推移。利益面では、ヘルスケア事業の生産拠点再編にかかる一時的費用が発生したが、好調なメディカル製品が利益を押し上げ、ほぼ前期並みの水準となった。

 精密機器事業は、売上高が40億7,000万円で同2.4%減、営業利益が7億1,000万円で同14.6%減。

 海外市場での景気減速影響に加えて、特に前期上期に一部の取引先業種で在庫調整が発生したことなどが売り上げの下押し要因となった。

 利益面では、労務費の上昇や部材などのコスト上昇を生産の合理化と販売価格の適正化により吸収し、原価コントロールに努めたが、減収や一部部材の評価見直しの影響により利益率が低下した。

 SP事業は、売上高が3億8,900万円で同47.0%減、営業損失が2,200万円(前期は3,600万円の利益)。

 取引先に対する企画商品提案の件数が計画を下回ったため、主力取引先を中心にバルーンの販売が低調に推移したことで減収営業損失となった。

 食品容器事業は、売上高が2億1,200万円で同10.5%減、営業損失が3,100万円(同2,900万円の利益)。

 主力取引先に対する販売が想定通りに伸びず減収。利益面は、労務費の上昇や原料切り替えに伴う生産コストの上昇を販売増加や生産効率化で吸収できず損失となった。

 2026年3月期業績は、売上高74億6,000万円で前期比3.6%増、営業利益5億7,200万円で同174.3%増、経常利益4億8,800万円で同185.5%増、純利益2億8,300万円で同5.1%減を見込んでいる。

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 何を創る日本の半導体企業
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物
  • 海から考えるカーボンニュートラル