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初のオンライン形式で

建築ガスケット工業会、業務・技術合同委員会技術セミナーを開催

その他 2021-03-29

 建築ガスケット工業会(堀田秀敏会長=ホッティーポリマー社長)は3月19日、「令和2年度業務・技術合同委員会技術セミナー」を開催した。今回は、新型コロナウイルス感染防止の観点から、初のオンラインセミナーとして行われ、41人が参加した。

 冒頭、堀田会長は「新型コロナ感染防止の観点から、今回のセミナーは、Web開催となった。今後のコロナの感染状況は不透明だが、早く収束に向かうのを願うばかりだ。以前のように直接情報交換が行えるようになることを期待している。今回のWeb会議を是非、有意義なものにして欲しい」とあいさつした。

 技術セミナーでは、「YKK APの環境政策とプラスチックリサイクルの取り組み」(講師=YKK AP安全環境管理部環境管理室茂角広章室長)に関しての講演が行われた。講演ではYKK APのSDGsへの取り組み方針や、実践活動などが紹介された。

 次に「ダイナミックインシュレーション技術を用いた窓システムの開発」(講師=三協立山三協アルミ社技術開発統括部大浦豊商品技術部長)に関しての講演が行われた。講演では新型コロナが蔓延している現状にマッチした製品として、効率的に換気をしながら高い断熱性も得られる、ダイナミックインシュレーション窓が紹介された。

 続いて「業務・技術委員会活動報告」が青木一夫技術委員長(ホッティーポリマー取締役技術部部長)から行われた。主な活動として2020年は7月2日に台東区民館で業務・技術合同委員会臨時セミナーを実施。8月25日のWeb試験運用を経て9月30日、11月12日、12月24日にBGA002リモート会議、12月14日にリモートによるワーキング報告および幹事会を開催したことが報告された。今年は1月15日に建築学会打ち合わせをリモート会議で、2月25日にBGA002のリモート会議、3月19日に業務・技術合同委員会を開催したことが報告された。

 その後、「JASS8防水工事改訂委員会報告」および「BGA002改訂委員会活動報告」が棚原守技術幹事・主査(イワキ化成技術部部長)から行われ、最後に川端芳英委員(北星ゴム工業技術部生産技術課課長)から「シール目地防水性能向上委員会活動報告」がなされた。

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