北海道を除く6地区の代表14人が出席
第36回ゴム商組全国連合会、各商組報告「概ね景気は上向き」
商社 2018-09-27

商工交えての記念撮影
「第36回工業用ゴム製品卸商業組合全国連合会」(北海道・東北・東部・中部・西部・西日本の工業用ゴム製品卸商業組合と四国ゴムベルト・ゴムホース商業会で組織)が9月12日、名古屋の名鉄ニューグランドホテルで開催された。当日は欠席の北海道を除く6地区の代表14人が出席し、各地域の経済環境について報告した。また、全国連合会の後には関連の工業会代表(事務局)、賛助会員を招いて、ゴム工業の実態説明を開き意見交換した。
各地区での市況動向や、組合運営報告は大要次の通り。
■東北ゴム商組
東北地区での2018年度の設備投資計画は、全産業で5年連続の増加(対前年度比17.7%増)の見込み。当地区は大都市圏と違いゴム製品だけでは難しく、機械工具など関連製品で数字を作っているのが実情だ。
■東部ゴム商組
本年12月をもって法的団体設立40周年を迎える。記念行事としては、来年2月1日に帝国ホテルの孔雀の間で記念式典を開催する。また今年11月27日の記念ゴルフ大会、40周年記念誌の発行の3本柱を準備中だ。ベルトホース、工業用品の両部会が実施している景況観測調査によると、29年10-12月期及び30年1-3月期の2期は下がったが、4-6月期は再び上向いてきている。商品別市況については、30年第1四半期の売り上げは前年同期並みか1割程度増加の企業が多かった。一方、懸念事項としては歯付ベルト、高圧ホース金具、ゴム板等の値上げの申し入れが来ている。加えて運賃の値上げ依頼が多くなっている。
■中部ゴム商組
伝動ベルトに関しては、中部地区は出荷ベースで前年比5%増となっている。一般産業用ベルトはロボット、工作機械、射出成型機関連が好調でタイミングベルト・プーリの伸長につながっている。ゴム搬送ベルトは同じく11%増。内需は建築で分譲住宅が増加。製造業では自動車生産が好調で、また堅調な新興国需要を背景に建設機械の生産が好調を維持、国内鉄鋼市場は底堅く推移している。
■西部ゴム商組
関西地区は大阪北部地震、西日本豪雨、そして台風21号と自然災害の影響があった。西日本豪雨では広島、岡山地区でサプライチェーンが乱れ、大手自動車メーカーが操業停止したなどもありかなり不安定な状況だった。台風21号では暴風雨により関空、鉄道などが混乱した。このほかトピックスとしては大阪が外国人観光客増加の伸び率で世界1位となったが、これも関空の影響を受け足が止まってきている。景況については、緩やかに回復し、中小企業も同様だ。アンケート調査によれば今年は横ばいかやや上向きと見て、特に下期は上向くと比較的楽観的だ。一方で、原材料や一部部品等の不足で納期遅れが心配されている。
■四国ゴムベルト・ゴムホース商業会
現状は、やはりゴム製品だけで将来を見据えることはできず、工具、機械、管材など幅広く扱っている会員会社が多い。組合員、非組合員の状況を見ると全般的には昨年並みから10%ほどアップしている。
■西日本ゴム商組
当組合も来年40周年を迎えるが、引き続き組合員数減少には頭を悩ませている。懸念材料としては人手不足、他業界に人材が取られている。少人化へ向けた対応が必要だ。
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