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Bクラスはカナフレックスが優勝

東部ゴム商組第39回野球大会、ヤマカミ(ベルト)チームが4連覇

商社 2017-08-30

Aクラスで優勝したヤマカミチーム


 東部工業用ゴム製品卸商業組合(山上茂久理事長)主催による第39回野球大会の準決勝、決勝、3位決定戦、入れ替え戦が8月20日、千葉県柏市の東京実業保険組合グラウンドで行われた。

 Aクラスの決勝戦は、ヤマカミ(ベルト)チームとヤマカミ(ホース)チームの対戦となった。結果はヤマカミ(ベルト)チームが3対1で見事優勝し、4連覇を達成した。4連覇は初の快挙。ヤマカミチームの優勝は、商業会時代を含め通算11回目。

 決勝戦は13時から、ホースチーム先攻で開始。1回表はベルトチームの好投手の前に3者凡退。その裏、ベルトチームは先頭がいきなりレフトへの2塁打。これを足がかりに盗塁を絡めて1点先取。


 2回表はホースチームがセンターオーバーの2塁打を打つも、次打者が3塁ゴロに打ち取られ無得点。2回裏は四球で出たランナーがバントと盗塁で3塁に達し、ピッチャーゴロの間に生還し2点目。

 ベルトチームは4回にも、センターへの2塁打とレフト前ヒットで1点を加え3点に。

 好投手の前に0点に抑えられていたホースチームは7回表、交代したベルトチームのピッチャーからセンター前にヒットを打ち、1点を返した。しかし反撃もそこまで、最後は1塁フライでゲームセット。ベルトチームの4連覇が決定した。

 Aクラスの3位はシバタチーム、4位はニシヤマチーム。Bクラスへの入れ替え戦はヤマカミ(パッキン)チーム対ブリヂストン化工品ジャパンチーム、横浜ゴム対司ゴム電材Bチームの2試合で、ヤマカミ(パッキン)と横浜ゴムが勝ち、ブリヂストン化工品ジャパンと司ゴム電材Bが、来年、Bクラスに移ることになった。

 Bクラスの決勝戦は、カナフレックスコーポレーションチームとクリヤマチームの対戦。両チームとも実力が拮抗し、最後は3対2でカナフレックスチームが優勝した。2チームとも来年はAクラスへ昇格する。Bクラスの3位は大野ゴム工業チーム、4位は大成チームとなった。

 閉会式であいさつした永田嘉男副理事長は「4日間にわたる大会を無事に終了することができ、参加していただいた選手の皆さん、懸命に応援していただいた皆さん、運営にあたった組合の皆さんに感謝します。今回から2部制でトーナメントを行う新しいルールが採用されましたが、参加チームの皆さんから好評で良かったと思います。来年も今年以上に良い大会になるよう、皆さんよろしくお願いします」と締めくくった。

 MVPは神山選手
 Aクラスの最優秀選手には、決勝戦で好投したヤマカミ(ベルト)チームの神山良太選手(投手)が選ばれた。神山選手は東北福祉大学出身で今年入社した新人。同大軟式野球部で主力選手として活躍し、大学生のオールジャパンチームにも選出された。今大会では1回戦と決勝戦で投げ、130キロ台の速球で打者を圧倒し、チームを勝利に導いた。「MVPをいただき光栄です」と顔をほころばせた。

 Bクラスの最優秀選手には、カナフレックスコーポレーションチームの堀田友彦選手(捕手)が選ばれた。

 優勝・準優勝したヤマカミチーム山上茂久総監督の話
 東部ゴム商組の野球大会でベルトチームが4連覇を達成することができた。これまで4連覇をしたチームはないので大変嬉しく思っている。選手の頑張りと、応援してくださった皆さんのお陰であると感謝している。「日刊スポーツ杯争奪東京総合健保野球大会」でも、当組合の代表として恥ずかしくないような試合をし、連覇を目指していく。

 今年から新ルールが採用され、Aクラス、Bクラスに分かれて試合を行ったが、参加した各チームの皆さんから好評を得られたので良かったと思う。

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