カツロンが樹脂成形品を紹介
西部ゴム商組、商品説明会を開催
商社 2017-06-30
西部工業用ゴム製品卸商業組合は6月19日、大阪・堂島浜の中央電気倶楽部で第45回商品説明会を開催した。今回、商品説明をしたのはカツロン。同社の樹脂押出成形品を紹介した。今回の説明会には組合員を中心に86人が出席した。
説明会では、はじめに岡浩史事業委員長(岡安ゴム社長)が「このたびカツロンさんに賛助会員になっていただいたので、早速、お願いして今回商品説明会にご登場願いました。カツロンさんの特長ある製品を販売して売り上げにつなげていただければ幸いです」とあいさつした。
説明会では、まずカツロンの石川明一社長が企業概要を説明。同社は1949年に日之出食品として設立、当初は甘味料のサッカリンを使用したシガレットタイプのお菓子を製造販売していた。その後、樹脂押出成形品製造に移行し、1961年からビニルホースの製造を開始した。1996年にはカツロンに社名変更。事業も拡大し、現在は東大阪に本社を構え、奈良、大阪・八尾、栃木の3拠点で製造している。多品種少ロット対応が同社の特色で、押出成型機を100台以上持ち、他社ではできない特殊品にも対応する。金型製造設備を備え、自社で金型も製造できるのが強みだ。
今回紹介した製品は、芝生保護・支持用プレート「ターフパーキングTP-2」やウェーブ手すり、パイプクッション、遮断機竿など。ターフパーキングは25年前から製造・販売しているヒット商品。押出成形品のため、他社製品に比べ幅広・長尺で提供でき、施工性に優れている点が評価され、駐車場緑化用途ではシェアトップという。パイプクッションもヒット商品のひとつ。電車の手すりに使用され、「触っても冷たくない」「ぶつかっても安全」と好評で、採用が拡大している。
商品説明会では、石川社長が資料を使いながら分かりやすく説明、参加者も熱心に聴講し、サンプルを手に取りながら積極的に質問していた。
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回答率は76.4%
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