力を結集し、持続可能な業界に
中部ゴム商組/中部ゴム工業会、新年賀詞交歓会を開催
商社 2025-01-22
中部工業用ゴム製品卸商業組合(加藤已千彦理事長・カテックス社長)と中部ゴム工業会(野村泰会長・イノアックコーポレーション社長)の合同新年賀詞交歓会が1月15日、名古屋マリオットアソシアホテル(愛知県名古屋市)で開催された。組合員・賛助会員、工業会会員などおよそ150人が出席した。

あいさつする加藤理事長
冒頭あいさつに立った加藤理事長は「2025年は果たしてどんな年になるのかと自分なりに検討すると、政府の見解を見ると引き続き日本経済は回復基調にあるとされつつも、海外情勢は不安定化を増し懸念材料となる。ポピュリズムがさらに強まり、ロシアによるウクライナ侵攻により、欧州では難民が急増し、難民への反発も各地で起こっていて、これが極右勢力の躍進につながり政情の混迷につながるのではないかと考えている。また米国では自国第一主義を唱えるトランプ政権が発足する。彼による対外的圧力による政治姿勢は、就任前から中国やメキシコなどに高い関税をかけるとしており、これが2025年の世界経済に大きく影響を及ぼす材料となる。しかし、世界経済がどのような状況になろうとも、我々は事業基盤を盤石にしたうえで企業収益を守っていかなければならない」と述べた。
この後、来賓の中部経済産業局の宮本哲哉製造産業課長と愛知県中小企業団体中央会の水越昭雄事務局長兼総務部長が紹介され、水越氏が来賓を代表してあいさつ。

あいさつする野村会長
その後、野村中部ゴム工業会会長が「ゴム業界はいまリサイクルやサーキュラエコノミーなど課題はあるものの、ゴム製品は日常生活では必要不可欠なものであると信じて疑わない。ここにお集まりいただいた企業の力を結集し、大きな変化に立ち向かい、今後とも持続可能な業界、持続可能な会社であるようにしたい」と呼びかけ、杯を上げて懇親に入った。

中締めをする川島相談役
懇親はなごやかに進み約2時間後、川島健一理事相談役(川島商事会長)の三本締めでお開きになった。
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