組合員、団体関係者など約140人が出席
西部ゴム商組、工業用ゴム商工新年互礼会を開催
商社 2025-01-22
西部工業用ゴム製品卸商業組合(小島孝彦理事長=角一化成社長)は1月16日、リーガロイヤルホテル(大阪府大阪市)で「工業用ゴム商工新年互礼会」を開催した。当日は組合員ならびに取引先メーカー(賛助会員)、団体関係者など約140人が出席、賑わいを見せた。

あいさつする小島理事長
今年の互例会は趣向を変え、出だしに「鉄道大好き芸人」としてタモリ倶楽部をはじめ鉄道ひとり旅など数々の鉄道番組やバラエティー番組で活躍中のダーリンハニーの吉川正洋さん(太田プロダクション所属)が登場。吉川さんはゴム業界とも縁があり、祖父がニシヤマ創業者でニシヤマの西山正晃社長とは従弟関係、ニシヤマの矢島友雄大阪支店顧問の甥っ子になる。鉄道好きは2歳のころ、西山社長に連れられ小田急線を見たのがきっかけ。
「奥深き鉄道の世界」を演目に、「乗り鉄」としての経歴や自分で架空の路線を製作する「妄想鉄」に、五七調、五七七調で連なる駅名を探す「詠み鉄」など多種多様な鉄道好きの幅の広さを披露、会場を盛り上げた。
引き続き、小島理事長が登壇し、「今年は巳年なので“奥深きヘビの世界”と題してヘビにまつわる話をしたい。ヘビの評判は両極だが、見た目で損をしている印象が多い。マタイの伝えでイエス・キリストは“ヘビのように賢く、鳩のように素直になれ”という言葉を残している。これを我々が応用すると“蛇のように賢く値上げする。そのほかは素直にユーザーの言うことをきく”ということになる。
ことわざに関しても、“鬼が出るか蛇が出るか”“藪蛇”また“ヘビの足より人の足見よ”もある。これは自分に無関係なことより自分の身近なことを心配しろということで、我々に置き換えると石破政権のことより、明日の納期を心配しなさいとなる。ヘビにまつわる話をしたが、トランプ氏が大統領に就任する今年は、間違いなく予測不能なヘビーな年になると思う。皆さんと是非ヘビの賢さをもって乗り切っていきたい」とあいさつ。

あいさつする十川大阪ゴム工業会副会長
続いてメーカーを代表して大阪ゴム工業会副会長で十川ゴムの十川利男社長が「景況は緩やかに回復基調と言われるが、政局は不安定なものもある。そのような中で我々は事業環境を見極めて柔軟に対応していくほかないと考えている」とあいさつした。
その後の鏡開きでは、西部商組から小島理事長、祖父江一郎相談役(さつき会長)、岡浩史理事・相談役(岡安ゴム会長)、大西健路理事・相談役(宇都宮ホールディングス社長)、糸井宏之副理事長(千歳商事社長)が、また大阪ゴム工業会十川副会長とダーリンハニーの吉川さんも登壇、会場の掛け声に合わせ樽酒の蓋に木槌を下した。

鏡開きの様子
乾杯の発声は糸井副理事長が行い、歓談に入った。

年男の登壇者と勝鬨を上げる梶川氏(中央)
また年男として、加藤昌平氏(セイブプロセス社長)、十川忠正氏(十川ゴム副社長)、中島啓氏(愛善商会社長)、芦谷忠良氏(アシヤパッキング製作所)、梶川潔氏(梶川商店社長)、宮川嘉郎氏(タイガース工販社長)、西田孝博氏(髙橋商会社長)、糸井宏之氏(千歳商事社長)が登壇、梶川氏があいさつと共に中締めの手締めに変えてエイエイオーの3本の勝鬨で威勢良く締めた。
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