86会員の内64人が出席
中部ゴム商組、第46回通常総会を開催
商社 2025-05-26
中部工業用ゴム製品卸商業組合(加藤已千彦理事長=カテックス社長)の第46回通常総会が5月20日、名古屋市中区の名古屋東急ホテルで開催された。86会員の内64人が出席(本人出席38人、委任状26人)した。

あいさつする加藤理事長
総会は大野裕副理事長(大野光社長)の司会で進行、まずは物故者への黙祷が捧げられた。
続いて加藤理事長が「自国第一主義のトランプ政権が自国有利な関税政策を打ち出している。一律10%の関税に加え、相互関税として各国に対して追加関税を課している。日本の基幹産業である自動車についても25%の追加関税を、また自動車部品についても25%の追加関税を課している。中部地域は自動車産業に関わっている企業が多く、裾野が広い産業のため、今後この影響がどのように現れるか懸念される。3月期決算企業の業績を見ると、今期はそれなりに好調でも、来年度についてはなかなか見通しが立たないようだ。こうした先行き不透明な経済状況の中で、我々は事業を継続していかなければならない。トランプ大統領の政策方針はすぐに変わるので、我々もそれに対して一喜一憂しても仕方ない。米国だけを見ていてもダメで、それ以外の国のビジネスモデルについても幅広く見聞する必要がある。当組合としても、組合員の皆さんのために有益な情報を発信し勉強会等も実施していく。またゴムやプラスチックなど他団体との交流事業も推進する。組合員にとって有意義な組合にするため、忌憚のないご意見・ご要望をいただきたい」とあいさつした。
続いて、議長に選出された甲田昌史理事(池内ベルト商工社長)の進行で①第1号議案・令和6年度事業報告について②第2号議案・令和6年度決算関係書類承認について③第3号議案・令和7年度事業計画案について④第4号議案・令和7年度収支予算案並びに経費の賦課徴収方法案ーーについて審議され、原案通り可決された。
総会後は、場所を移して懇親会が行われた。加藤理事長のあいさつの後、川島健一理事相談役(川島商事会長)の乾杯の発声で懇談に入った。
■愛三岐支部第44回通常総会を開催
中部工業用ゴム製品卸商業組合・愛三岐支部(家田高蔵支部長=カジウラ社長)の第44回通常総会は、中部工業用ゴム製品卸商業組合の通常総会の前に開催、59会員のうち43人が出席(本人出席30人、委任状13人)した。

あいさつする家田愛三岐支部長
総会は木村憲藏副支部長(丸善社長)の司会で進行。冒頭、家田支部長が「昨年は愛三岐支部として3つの事業を行った。1つめが昨年10月に実施したJERA碧南火力発電所と九重味醂の企業視察。2つめが12月の忘年会。3つめが今年2月、愛三岐支部としては初めて社員交流会を開催した。この3つの事業はいずれも好評だった。特に社員交流会は初めての試みだったので心配していたが好評だった。今期も前期に引き続き、愛三岐支部にとって有益な事業を実施していきたい」とあいさつした。
続いて若松拓郎副支部長(若松商店社長)が議長に選出され、令和7年度事業計画案や収支予算案等について審議し、原案通り可決された。
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