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東京消防庁救急部に23台

フコク物産が「しんのすけくん」を寄贈

商社 2016-12-02

「しんのすけくん」を寄贈する木部社長(左)と松井救急部長

「しんのすけくん」を寄贈する木部社長(左)と松井救急部長


 フコク物産は12月1日、心肺蘇生法(心臓マッサージ)の訓練をサポートする胸骨圧迫訓練評価システム「しんのすけくん」を東京消防庁救急部に寄贈した。東京消防庁(東京都千代田区)でフコク物産の木部美枝社長、東京消防庁救急部長の松井晶範消防司監らが出席し寄贈式が行われた。

 同社は今年会社創立70周年を迎えた。今回の寄贈は70周年社会貢献事業の一環として行うもので「救急救命の最前線を担う救急救命士の技量の維持・向上、また一般市民向け講習会での活用も視野に入れて、心肺蘇生が正しく行える人材の育成と裾野拡大に貢献したい」(木部社長)という思いから寄贈したもの。

 今回寄贈したのは「しんのすけくん」23台と、「しんのすけくん」を作動するためのタブレット式コンピューター「MT-WN1001」23台、「しんのすけくん」の交換用センサシート205枚で総額850万円。タブレット式コンピューターには、「しんのすけくん」のソフトウェアをインストールした状態で寄贈しているため、すぐに活用することができるという。

 東京消防庁の松井救急部長は「東京消防庁管内の昨年の救急指令件数は75万件と過去最高を更新し、増加の一途をたどっている。そこで救急隊の増強や救命効果の向上をはかるため精強な救急隊を育成する必要がある。寄贈していただいた『しんのすけくん』を活用し、救急対応資格者6300人の救急技能向上を図っていきたい」と感謝の言葉を述べた。

「しんのすけくん」の実演

「しんのすけくん」の実演


 「しんのすけくん」は、心臓マッサージの訓練で重要な圧迫位置、圧迫の深さ、リズムなどを検知し、要素ごとに得点化して客観的に評価するシステムで、これまで勘や感覚に頼っていた訓練の質を、より向上させることができる。心臓マッサージの習熟の度合いが数値化されるため、修正点や課題が明確になり、練習時のモチベーション向上にも役立つと、体験者から高く評価されている。

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