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事業環境の変化も仕入れ先と乗り越えていく

フコク物産、新年賀詞交歓会を開催

商社 2024-01-31

 フコク物産は1月26日、グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)で2024年新年賀詞交歓会を開催、取引先、同社従業員など約150人が出席した。新年賀詞交歓会の開催は4年ぶり。

あいさつする清水取締役


 冒頭、急遽欠席となった木部美枝社長に代わり清水克友取締役が「当社は現在77期を迎えているが、売上高、利益ともにようやくコロナ前を上回るところまで回復する見通しにある。今期は自動車、建機、OA機器など、当社既存商材の拡販活動に注力するとともに、新事業として出資先のスタートアップ企業との連携により、EV(電動車)充電器、医療・介護分野への取り組みを強化している。

 また、子会社のフコク物流山形営業所に農業課を設置し、米作りを開始して3年目となる。私はかねてから日本の食料自給率を憂い、何とか自分たちの手で美味しい農産物を生産し、その美味しい農産物を日本国内のみならず海外の人々へ届けたいと考えていた。その夢の実現にはまだまだ山あり谷ありだが、何とか実現したいと思い取り組んでいる。

 今年の当社のスローガンは、変化を見据え、覚悟を持ち、スピード感を持って仕事を頑張ろう、楽しもうだ。今年も様々な事業環境の変化が起こると思うが、仕入れ先様の声をしっかりと伺いながら、皆さんとともに乗り越えていく覚悟だ」と年頭のあいさつを代読した。

中締めをするアキレス日景社長


 中締めはアキレスの日景一郎社長が行い、「フコク物産さんは木部社長の強いリーダーシップの下で、明るい未来を開く開発型商社として社会貢献する企業を目指すと聞いている。当社もこの理想に少しでも役立てるように、今年もより一層頑張っていく。今日列席の各社さんも、同じような気持ちではないかと思う」と語り、5本締めで散会した。

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