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【賀詞交歓会】

フコク物産、「新規事業の拡大、海外進出やり遂げる」

商社 2019-01-31

あいさつする木部社長


 フコク物産は1月24日、グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)で2019年新年賀詞交歓会を開催、取引先、同社従業員など約170人が出席した。

 冒頭、あいさつに立った木部美枝社長は昨年からの同社グループの活動トピックスを3つ上げ、「ひとつはインドネシアの工場(FII)の増床拡大を昨年10月に完成させた。インドネシアでは建機にとって暗い時代もあったが昨年需要は拡大し、今年もその基調にある。また、国内外で販売が出来るフコク物産インドネシア(FBI)を開設する予定だ。2つ目は物流拠点のひとつである北関東営業所の新倉庫が完成、23日に竣工式を行った。従来の倉庫とあわせて1.7倍規模となり、これまでに加えさらにサービスの向上を図りたい。3つ目は海老名工場を昨年秋に新設し、ケーブルアッセンブリーを扱う工場拠点として活動している」と紹介。

 さらに19年にやり遂げる目標として、「医療分野でディスポーザブルのチップを扱うSD開発センターの拡大」、「防水シール事業の拡大」、そして現在「ベトナムを最有力地とする海外拠点の設立」などを披露。また会社と従業員とが一体となって行う活動に、3月3日開催の東京マラソンに6人がエントリーし、社名の入った横断幕での応援や東部ゴム商組の伝統ある野球大会で1勝を勝ち取ることを目標に一致団結していくことを宣言し、引き続き乾杯の音頭がなされ歓談に入った。

中締めをする大橋住友理工取締役専務執行役員


 中締めは住友理工の大橋武弘取締役専務執行役員が行い、「長い間、自動車分野をはじめ一般産業用品とありとあらゆる分野でともに歩んできた。年初から今年はあまり良いニュースが無い中で、今日は木部社長から新規事業分野のこと、海外拠点のことなど非常に積極的に展開されるお話を聞き、この会場に来られている皆さんが心強く思われたに違いない」と語り、一本締めで散会した。

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