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ミトヨ後藤佳生社長、17年度上期 海外は活況42%増

商社 2017-12-19

ミトヨ社長 後藤 佳生氏


 ――上期(4-9月)業績の状況は。

 「今上期業績は前期とほぼ同じ水準で推移した。下期に向けても新規案件の量産開始の遅れとカーメーカーの不祥事の影響を受けて、通年でもほぼ前期同様(売上高123億2,000万円)となる見通しだ。ただ海外(注)は活況で42%増になっている」

 ――影響は金額的にどれくらいになるのか。

 「当社売り上げの5%くらいにはなる。今年7、8月から出荷が始まる予定が来年の2月から、遅いものでは6、7月スタートになるものもある。従って下期にも影響は残る。とくにトラックで生産が大きくずれている。

 遅れは海外の生産にも影響が及んでいる。当社の海外工場では設備投資や人的投資も実施しているので、この影響は収益にも出ざるを得ない。

 ちなみに当社売上高の75%が自動車部品。海外を含めると8割を超す」

 ――国内では人手不足が深刻化しているが。

 「当社も同様だ。増員が難しいため残業が増えている。これも収益を圧迫する要因になっている。部品単価を上げるにしてもタイムラグが避けられない。現在は他部署から製造現場への応援でしのいでいる。

 大卒の新規採用は例年同様、男女各3人確保した。ただ欲しかった技術系が採れなかった。技術部門の社員に関しては、大手部品メーカーの退職者を採用して、若手を教育してもらう方策をとっている。将来、購買、生産管理、品質管理、工程管理の責任者や工場長となる人材を育てていきたい」

 ――営業職の教育はどのようにしているのか。

 「財務担当者が人材教育に当たっている。営業は、ともすれば売り上げさえ上げれば良いと考えがちだが、大切なのは営業利益を上げることだ。営業利益とは何かから教育している」

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