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ゴム関連ではホクシヨーとミトヨが出展

「第31回建築・建材展2025」が開催

商社 2025-03-10

 「第31回建築・建材展2025」が3月4~7日の間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された。同展は、建築設計事務所や住宅メーカー、工務店、リフォーム業界などに向け、各種建材や設備機器、工法などを紹介する国内有数の建築総合展となっている。ゴム関連ではホクシヨーとミトヨが出展した。

 ■ホクシヨー

ホクシヨーの「ラバーエキスパンション」


 建築・建材展に初出展のホクシヨーは、「私たちは建築用ゴムのプロフェッショナルです」をキャッチコピーに掲げ、専門技術やノウハウを活用し製作されたガスケットやエアータイト、シールパック、セッティングブロックなど数多くの建築用ゴム製品を展示。中でも伸び縮みを動いた状態で再現して展示された「ラバーエキスパンション」は、躯体が分立している建築物の繋ぎ部などに取り付けることで、耐震性や止水性を発揮する製品。蛇腹形状により、複雑に変形する場所においては、特に威力を発揮することが高評価を受け、多くの施工実績を有している。

 ■ミトヨ

ミトヨの「冷えルーフ」


 ミトヨでは、同社産業資材事業部が担当する、金属折板屋根用に開発された、全く新しい遮熱・断熱システム「冷えルーフ」が好調に推移している。同製品は、ポリエチレン系樹脂シートを金属折板屋根に設置し、屋根面積の8割程度をカバーすることで、夏は遮熱効果で熱中症対策に、冬は保温効果を発揮するなど、年間を通して現場の作業環境を改善。同時に省エネやCO2削減に貢献する。さらに、天井が低く雨が屋根を叩く音が気になるような現場では、冷えルーフを施工することで、雨音の低減効果も発揮する。そのほか、軽量化と優れた吸音効果を手軽に・安く・早く効果的に実現する騒音対策製品の「テクセルSAINT」も注力製品として展示。同事業部では、工場などの作業環境改善に寄与する製品群に注力していく。

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