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1月にホースページで公表

ホクシヨー、昨年7月1日付でSDGs宣言

商社 2025-02-03

ホクシヨー(東京都板橋区、杉山英男社長)は、「ホクシヨーSDGs宣言」を昨年7月1日付で行ったことを、1月に改訂したホームぺージで公表した。

 所在地の東京都板橋区主催「板橋区SDGs/ESG経営推進支援事業」の令和5年度全課程を修了し、昨年3月31日付で坂本健区長名で修了証が交付された。

 「ホクシヨーSDGs宣言」では、【当社は、日々の企業活動の中で社員一丸となって「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献し、持続可能な社会の実現に尽力いたします】との宣言に基づき、SDGsへの取り組みとして、「テーマ(1)環境/脱炭素・省エネ」=温室効果ガス排出量を測定し、毎年5~10%ずつ削減していく①温室効果ガスの排出量把握から、削減目標を取り決め、日本が目標とする46%減に近づける②営業車を全車エコカーに買い替える。「テーマ(2)環境/リサイクル・エコノミー」=廃棄ゴムなどの資源を再生利用により廃棄物を削減する①ゴミを分別し、廃ゴム量を把握する。廃ゴムリサイクル企業と提携し可能な範囲でリサイクルする。「テーマ(3)人権・労働/ハラスメントの廃止、ワークライフバランス、健康経営」=人権侵害のない、男女平等、健康で働きやすい、働き続けられる会社にする①ハラスメントのない会社にする②次世代の役員・役職に相応しい人材教育(男女平等に)③健康増進の一歩として、喫煙場所・ルールを定める。「テーマ(4)製品・サービス/広報活動、SDGs情報発信」=広報活動(展示室開設、SDGs情報発信)①展示室を開設し、取り扱う製作技術をアピール②HPにSDGs経営情報欄を開設し情報発信③ガスケット(ゴム製品)を使用することによるSDGs貢献発信。「テーマ(5)内部管理・組織体制/情報セキュリティー」=災害時の事業継続計画(BCP)を策定①災害対策としてBCPを策定し、緊急の事態に運用する――と項目別に明記している。

 同社では、建築資材用ゴム製品を開発から施行、アフターケアまで一貫体制で展開。製造過程などでは、端材発生が懸念されていたが、同社ではゴム端材発生量削減に注力、それでも残る端材は、用途研究やアップサイクルを進めている。またゴム製品を有効活用した建物の環境性能に関し、協力企業と連携し科学的に評価している。これら活動を基に、SDGs宣言を行った。

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