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タイヤ供給に加えデジタルサービスの拡大も

ミシュラン、エールフランスと協業体制強化

タイヤ 2021-02-12


 ミシュランは、エールフランス航空の今後10年間の独占タイヤサプライヤーに選ばれたと発表した。両社はタイヤ供給だけでなく、CO2排出量削減やデジタルサービスの拡大など航空業界の持続可能な発展のため、協業体制を強化する。

 タイヤ供給では、同社の新品およびリトレッドタイヤが2030年までの10年間、短・中・長距離の航空機に装着される。装着タイヤは、タイヤ寸法の増大を限りなくゼロに近づける独自技術“ニアゼログローステクノロジー”を採用した航空機用ラジアルタイヤ「MICHELIN Air X(ミシュラン エア エックス)などの最新タイヤで、同テクノロジーにより、窒素充てん時のタイヤ膨張が抑えられ、優れた耐久性と耐損傷性が得られる。

 協業体制については、これまでも、共通のDNAである“安全と製品性能のためのイノベーション”を共有してきたが、今後も引き続き協力し、CO2排出量削減に取り組む。既に欧州の研究事業に積極的に参加しており、タイヤと関連システムの軽量化、フライト時の燃料消費量の削減およびCO2排出量削減のための画期的な技術開発に取り組んでいる。

 また、パートナーシップをデジタルやその他の分野にも拡大し、協業体制を強化する。革新的なリサイクル技術、高性能でエコロジカルな樹脂の開発、3Dメタルやプラスチック印刷技術など、さらに野心的なソリューションを提供していく方針。

 ミシュラン航空事業部ダイレクターのマウロ・スポンザ氏は、「ミシュランタイヤは、繰り返される着陸や極限状態でも高い安全性を保障しており、特に新世代の航空機に最適だ。軽量なので燃料を大幅に節約でき、航空の持続可能性をさらに高めることができる。今回のパートナーシップで、タイヤの供給を超えて両社の新しい成長分野の探求も可能になる」とコメントしている。

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