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役員報酬の減額も

住友ゴム工業、減損損失の計上で業績予想を修正

タイヤ 2020-01-31

 住友ゴム工業は1月30日、のれんおよび固定資産に係る減損損失182億円をその他費用として計上することに伴い、2019年12月期通期業績予想を修正すると発表した。

 減損損失の内訳は、Sumitomo Rubber USA(米国工場)およびSumitomo Rubber North America(米国販売会社)=のれん50億円および固定資産40 億円の減損損失◇南アフリカ工場(Sumitomo Rubber South Africa)=固定資産 73 億円の減損損失◇スイス工場(Lonstroff)=のれん12億円の減損損失。

 ■2019年12月期通期業績予想
 ◇売上収益=8,930億円(前回予想8,950億円、増減率0.2%減)◇事業利益=530億円(同500億円、同6.0%増)◇営業利益=330億円(同490億円、同32.7%減)◇純利益=110億円(同300億円、同63.3%減)

 役員報酬を減額
 同社では今回の減損損失における経営責任を明確化させるため、取締役の報酬を減額する。対象期間は2020年2~4月までの3カ月間で、取締役会長:月額報酬の30%、取締役社長:同30%、取締役(副社長):同30%、取締役(専務執行役員):同 20%、取締役(常務執行役員):同10%をそれぞれ減額する。

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